Active Film Q&A

内容
以下の質問がきておりますので、順次お答え致します。

Q.Active Filmはどこで売られていますか?

A.販売しているお店は、現在はありません。今後ヤフーオークションで『アップサイクルフィルム』として試験的に販売されるかもしれません。

Q.暗室がない時に、うちでActive Filmを作るのに、何処が良いですか?

A.多少部屋のスペースが狭くても、窓が小さかったりすると小さい窓を遮光しますと、暗室のように使えそうです。

マンションでしたらクローゼットとかでも良いかもしれません。条件で言いますと、トイレも候補としては良い場合もあります。

写真の関連用品に暗室カーテンというものがあります。遮光したい窓にあわせて暗室カーテンをサイズを合わせて切り、マジックテープで双方を止めるように加工して、遮光を完全なものにしましょう。二重にしたりする方法もお勧めです。

Q.120と220のフィルムでActive Filmを作ると何カット撮影が可能ですか?

A.国産のフィルムと海外フィルムの代表的なフィルムの形状の比較です。

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遮光紙データ120タイプ

Kodak FUJIFILM
Kodak遮光紙の長さ1530mm FUJIFILM 遮光紙の長さ1500mm
遮光紙後端から260mmの処に矢印を記入して再利用してください。 遮光紙後端から230mmにフィルム巻き込みの矢印マークが印刷されています。
遮光紙のスタートマーク位置
260mm印刷されていませんので、再利用する為には矢印マークを入れて再利用して下さい。 230mmに矢印が印刷されています。

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遮光紙データ220タイプ

Kodak FUJIFILM
220タイプ 220タイプ
使用していないので調査中です。 遮光紙先端部に丸穴がある方が先端部です。スタートマーク位置 370mm
先端部遮光紙 560mm後端部遮光紙 370mm
220タイプの 遮光紙の特徴として、120用のスタート位置も123mm長くなってる。

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220イプのスタートマークは先端から380mmです。

220タイプは中判カメラに使用した場合カット数が多く撮れ利便性があると考えています。理由は35mmフィルムとフィルムの厚さを比較した場合薄くできています。

120・220フィルムは0.10mmに対して、35mmフィルムは0.13mmです。

35mmフィルムを220遮光紙にセットした場合、35mmを安全に巻ける長さは1350mmです。

自ずと撮影カット数も変わります。

6×4.5cm判 6×6cm判 6×7cm判 6×8cm判 6×9cm判 6×12cm判
ロクヨンゴ ロクロク ロクナナ ロクハチ ロクキュウ ロクイチニ
別名 セミ判
120フィルム 16枚撮り 12枚撮り 10枚撮り 9枚撮り 8枚撮り 6枚撮り
220フィルム 32枚撮り 24枚撮り 20枚撮り 18枚撮り 16枚撮り 12枚撮り
Active Film 27枚撮り 19枚撮り 16枚撮り 14枚撮り 8枚撮り 9枚撮り

撮影枚数は、中判カメラのフォーマットに準拠します。

Q.Active Filmを自分でやろうとしたら、どんなグッズがあるといいのでしょうか?

A.力不足で、製品化していませんが、フィルム幅寄せ機が質問の答えです。しかし、幅寄せ機はブローニーフィルムの巾を自在に調整が可能という特徴です。単純に決まったフィルムの巾を幅寄せするだけであれば、20cm位に収まる大きさに作る事は、可能です。ちょっと器用な人であれば製作が可能です。

最新型の35mm専用巻込具というのがあります。ダークバッグの中でもActive Filmを作る事が可能になりました。

今後イラストをWebサイトのあったらいい便利グッズのところに、UPします。

Q.趣味でB&Wの自家処理をしていますが、現像・プリントをやるにあたり注意点がありますか?

A.中判フィルムの遮光紙を再利用する為には、遮光紙を折ったり傷を付けないように慎重に取り扱って欲しい点と35mmフィルムをセットするのであれば、何かと遮光用の黒い容器を準備しておくのがいい事とActive Filmスタイルのネガを硝子で挟む為には、事前にマスキングを用意した方が良いでしょう。

Q.ネガカラーフィルム・ポジフィルム・B&Wフィルムを写真店やラボに注文するときの注意点を教えて下さい。

A.ブローニーフィルムを遮光用の黒い容器に入れて、どのようなフィルムであるか事情を話し、手焼き作業を指示すると良いでしょう。ひいきにしている写真店がお近くにない場合は、当店に郵送して頂いてもOKです。

Active Film樹脂巻取治具に大変興味をいただいた方からの質問です。

ブーロニーフィルムの軸に35ミリフィルムを巻いて撮影する必要性・利点は何なのでしょうか。

・フィルム感度と種類の幅の広がり、800・1600etcの35mmフィルムを使うことができます。
・デザイン性・645・66・67・68・69・612で写りの多様性があります。

・比較的簡単に、正常撮影後に、第2露光として遮光紙にフィルムの裏面に露光するようにセットして撮影しますと、濃いオレンジ色の撮影効果が出ます。
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・遮光紙にフィルムをセットする時に、少し蛇行させてフィルムをセットします。その事により意図的にフィルムの平面性が崩れ、偶然の『あおり撮影』の効果が出ます。

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・リユースの進化系で遮光紙のアップサイクルでフィルムの活用が広がります。
既に業務用の2Bフィルム現像機が製造されておりませんので、35mmのみしか販売されておりません。
・ある時期に、2Bフィルムを今年3月に映画フィルムを止めたように、その時期が近いと判断しActive Filmを発表しました。

・B&W・ポジ・ネガカラー・全てに活用出来フィルムの知られていない面白さに光を当てたかった為です。

また以下のような質問が届きました。
使っているカメラ(フレクサレット おそらく1949年式?)は、赤窓方式で、セルフコッキングなし、なのですが、フィルムのカウンター(適正位置決め)は、どのような方式になっているのでしょうか?
(何を指標に、フィルムの位置合わせをすればよろしいでしょうか?)
このように古いカメラやトイカメラの場合は、カメラのカウンター表示の赤窓を見て通常のフィルムとカメラ操作同様に巻いて頂ければ、大丈夫です。

6×6の場合、6×3.5の比率になる、ということのようですが(縦と横で異なりますけれど)
この、フレーミングというか、ファインダー(の上のショーレックス)に、スプライステープで貼る(区切る)
位置の幅(ちょうど、説明で2本の垂線を垂らしてある、その幅 は、自分で決める必要がありますよね?)
は、どうすれば、実際の想定フレーミングに近くなるのかが、まだ自分でちょっとイメージできていません。

・シャッターを開放にして頂き対角線からセンターをとり現像後の35mmフィルムの素抜けのカプラーをショーレックスにはめて、フィルムの流れをリアルなフィルム面でイメージして、ファインダーに当りを付けてそこに0.5mmのスプライステープを貼ってお撮り頂ければと、存じます。
パーフォレーションを入れる入れないを、線を2本にして遊べます。
プリント面に貼付けて使うOHPシートの販売もしております。