Active Film 220用スプールスペーサー(幅寄せ具)が登場です。

スプールに灰色の幅14mmの パイプを1/2にカットしたものがActive Film 220用スプールスペーサー(幅寄せ具)です。手探りで63mmのスプールの中央を探すリスクを極力減らす為に考案したものです。明室で後端部の遮光紙をスプールに巻き付けてから暗室やダークバッグ内で画像のようにセットして使います。35mmフィルムの長さの限界135cmまで巻ききったところで、この220用スプールスペーサー(幅寄せ具)を外して長い方(遮光紙先端部)の遮光紙をセットして完成です。

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説明が前後しますが、注意して頂きたいのは、白いテープと遮光紙の2mm〜3mmの間にフィルムをセットします。理由はテープがフィルムの乳剤の上にきますので、マガジン内でスムーズにフィルムが送られるようになっています。

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こちらは、悪い例で明室の状態でこちらの画像のようにしては、フィルムの先端がセットしずらくなります。

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明室でこのように準備しておきますと、例え手探りでも簡単にフィルムのセットが出来ます。

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14mmのスペーサーで35mmのフィルムの中心がとれるようになります。遮光紙後端にフィルムをセットします。フィルムを巻ききったところで、先端の遮光紙と繋ぎます。

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フィルムを巻き込み先端の遮光紙をテープで繋いでからフィルムが撓まないようにしてからスペーサーを外しましょう。

スペーサーを二個とも外して下さい。

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暗室内でスペーサーを外してフィルムを巻き込んで完了です。

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遮光紙を見て気になった方の為にアップサイクルであるActive Filmは遮光紙をこのようにリユースしています。その手順になります。フジフィルムのスプールには、このように穴をあけると便利です。

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220タイプのフィルムはフィルムの前後を遮光紙で巻かれていますので、リユースしたい遮光紙を標準の長さに切って再利用します。

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最後にフィルムの先端側の遮光紙にスタートマークを入れますと220リユースの遮光紙の完成です。

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