Active Filmを作る為の脇役たち

黒いコンストマガジンをつかうActive Film巻取具の両脇の土手の部分を新しい物は、極力低くしています。当然の事ながら、ブローニーフィルムのスプールの鍔の高さ位までは、低くした方がいいようです。その方が使い勝手が良いからです。

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必要がなくなったら捨てられるスプールの活用法から、考えた方法ですが、FUJIFILMを除くスプールは、Active Filmのフィルムの幅寄せに使えます。理由はスプールの真ん中に、FUJIFILMの特許である遮光紙が外れなくする為の加工がないからです。金属ノコギリや超音波カッターで切ることができます。

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フィルムの幅寄せには以前にも詳しく説明させて頂きましたのでそちらを参考にして下さい。金鋸やカッター・ニッパで切ることができます。只ニッパで切る時のコツですが、力を徐々にいれて切るようにすると、思った所が切れます。

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画像にあるようにスプールの中心にフィルムがくるようにセットします。フィルムを外れなくする為にはコの字の蓋をつけますとフィルムが飛び出さないので、Goodです。

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次の脇役は、100均やホームセンターで販売されているプラスチック樹脂を用意して35mmの幅にカットします。片方を角丸にします。0.7mmや0.5mmの樹脂は、同じく100均・ホームセンターで売られている万能ハサミ・キッチンハサミでもカットが出来ます。ちょっと不器用な方は画像のように美容用の眉毛カットハサミでも上手に切ることができます。明室での作業でもテープの粘着力が落ちないように、この後で説明しますリタック紙を使ったり、遮光紙にテープを貼る時にもこの青い樹脂は、初心者には便利な脇役になってくれます。油性ペンで、書いた後に透明な荷づくりテープなどで覆って下さい。理由は直ぐに分かると思います。

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100均・ホームセンターで売られている塩ビテープでフィルムで止めております。本来はFUJIFILMのように一定の粘着力がある軟粘着テープが良いようです。本来は、当方がテープメーカーに一定のロットで作らせて販売するのが良いのですが、テープは経年変化の影響を受けやすいので、躊躇しています。

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印刷業界では、糊つきの紙をタック紙と読んでいます。インクジェット紙やレーザープリンター紙で主にA4とかがPC専門店で貼って剥がせるタック紙として売られています。これなどが便利に使えます。画像にあるようにタック紙の糊面にはリタックという糊にもくっ付かない紙が使われています。そのリタック紙を塩ビテープの糊面に半分貼っておきます。

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リタックを半分はり、後の半分を遮光紙に貼り使うようにします。120・220タイプでその使い方は変わる場合があります。

左側が粘着面側からみたところで、右側が塩ビテープの表側になります。

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左側が120タイプに使うときのテープです。右側が220タイプで使うときの形態です。

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飽くまでもイメージですが、220タイプはこのような繋ぎ方になります。フィルムを3mm程遮光紙の先端にもぐらせてから接着するとフィルムがスムーズに流れます。

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暗視スコープで見ることができるのであれば、リタックの方法もこのような手順を説明する必要がないかも知れませんが、ダークバックや暗室を前提とする場合、リタック紙があるとないとでは、安心感が随分変わってきます。

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今回脇役達とご紹介しましたが、まだまだ進化しますし、別な発想で自分ならこうするな?というようなご意見がありましたらお待ち致しております。

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